2009年04月02日

ソウルの登山用品店

山行ネタでなくてすいません。2月末に行ったソウル飲んだくれの旅2泊3日のうち辛うじて山に関係する部分を。

ということで、ソウルで山道具を買うならソウルの鐘路5街へ。


メインの交差点の南東角は登山用品店が集まっているエリアで、7、8件ほどの店がある。当然ながら店によって規模や品揃えに違いがあり、ハイキング層をターゲットにした店からクライミング・ギアも置いている店など様々。

クライミング・ギアを置いている店は総じて規模が小さく、そのうちアイス・バイルを置いている店は数件ほど。BDのViper、PetzlのQuark、Azterはどの店にもあるが、店によってはQuark Ergo、SimondのNaja、あとは韓国メーカーの製品なども。
いずれもハンマー・タイプで、アッズを置いている店はない。
縦走用のピッケルも見かけなかったので、大陸性気候の韓国ではそもそも雪が降りにくいのだろう。

さて、Quarkが安く売っていれば買いたいと思っていたので、とあるお店で値段交渉。最初の提示はw320,000(当時のレートで20,800円)。ほう。
日本での実売価格は36,000円ほどなのでこれでも十分に安いが、
2万円を切りたくなるのが人情、w300,000(同19,500円)まで値切ってみると現金ならOKとの返事。ということでよい買い物が出来た。

まだまだウォン安傾向なので他の登山用品も同様にお買得だが、韓国ブランドの雨具は少し気をつけた方がよさそう。というのもこれらは総じて切り裂きに弱いタフタ生地で、ブッシュの多い日本の山には不向きななため。
日本で売っている雨具は、裂けても破れが広がり難いリップストップ生地が主流。
植生の違いで興味深いが、耐久性というか、破れた時のダメージが全然違うので。(や)

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2009年03月08日

氷ノ山 山スキー

DSCN1465.JPG曇空で8:50出発 流れ尾を リフト三本乗り継いだトップから歩き始めた 途中から青空になり神鍋もよくみえた 雪の状態悪くスキーを担いで大部分登る。一休みしてトラばース気味に登りきると頂上小屋にでた 11:30着 小屋から東尾根を滑る 樹林帯までは広い斜面で気持ちよく滑降 ここまでは良かったが、急斜面になると怖くて私だけ横滑り みんなは滑りを楽しまれていたようです
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2008年11月22日

紅葉の赤木沢(2008/10/3〜5)

 赤木沢。計画するのは今回で三度目。2年前の10周年記念山行の時は、雪のために標高の低い沢への転進を余儀なくされ、今年9月の会山行の時は、人が集まらずに中止となった。つくづく縁がないなと思っていたが、今回、何とか3人の同行者を集めることができ、ようやくの山行実施と相成った。

 折立から
三角点までは特に見所もなく、樹林の中の道を淡々と進む。三角点を過ぎると展望が開けて、前方には稜線が、背後には有峰湖が見え始める。紅葉にはまだ早いようで、木々は少し色づき始めた程度。

 なかなかよいペースで太郎平に到着。水晶、鷲羽、三俣蓮華に黒部五郎と山座同定を楽しんだ後は、薬師沢小屋まで
400mの下り。薬師沢出合を過ぎてからは、薬師岳東南尾根方面の山肌の黄葉が目を楽しませてくれる。

 歩き飽きた頃に薬師沢小屋に到着。
吊り橋の右手から入渓。いよいよ黒部川の遡行だ。源流部ではあるが、紀伊半島の感覚で言えば川幅も水量も本流レベルに近い。始めは川原を歩くが、やがて側壁が立った箇所が現れ、ヘツリや巻き、渡渉を交えての遡行となる。源流部でこの水流。上の廊下の遡行は、さぞかし厳しいものなのだろう。
 

RIMG0070.JPGやがて赤木沢との出合に到着。出合にあるエメラルド・グリーンの淵は、これから始まる美渓のプロローグに相応しい。ここからは支流の遡行となるため、いつも登り慣れている程度の水量となる。次々と滝やナメが現れるがこれといった悪場もなく、楽しく快適な遡行が続く。頭上に木々がない解放感は雪国の沢ならでは。

RIMG0099.JPG 階段状の滝を快適にこなすと、沢の奥に岩壁が見える。岩肌と周囲の紅葉とのコントラストが秀逸。この岩壁にかかる落差35m、赤木沢最大の滝は、左岸のガリー伝いに巻く。つい先日、この高巻きで死亡事故が起きたらしい。


 奥の二股を過ぎるといよいよ水量は減って、赤木沢も最終章と言ったところ。振り返れば、昨日よりも明らかに彩度の増した紅葉の風景が。ついには水も涸れてガレの中の登りとなり、更には草の斜面の詰めとなる。夏はお花畑の中の詰めらしいが、黄色く色づいた草の中の詰めもよいものだ。

RIMG0136.JPG 最後は赤木岳すぐ南の鞍部に飛び出し、遡行終了。縦走路を目で追うと、その先には黒部五郎の圏谷が間近に見える。あとは太郎平まで稜線歩き。黒部五郎の横に見えていた槍は、始めは穂先だけだったが、北ノ俣岳に向って登るにつれて、やがて槍の肩まで見えるようになる。眼下の赤木平も赤・黄・緑のまだらで美しい。池塘が現れ始めると太郎平まではもう一息。でも意外と時間がかかったな、というのが実感。

 残すは折立までの下り。登ってくる人もおらず、天気もイマイチで、薄ら寂しい感じ。三角点から折立までの樹林帯の下りでは、ウルシ
(?)の見事な赤や、巨木の根っこが目を和ませてくれた。前を行くパーティーに追いついて程なく折立に到着。普段と比べると行動時間の長い山行だったが、雨に降られる前に下山することができた。

その後、有峰林道の下りで雨がポツリポツリ。車で降られるのは一向に構わない。ゲートからすぐの国民宿舎 白樺ハイツで温泉に浸かった後は、富山の駅ビルで白エビ丼(ウマ〜)。あとは、大雨の北陸道と名神を抜けて帰神。

posted by はりま山岳会 at 14:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 沢登り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

韓国 ハルラ山

3月2日、済州島にある韓国最高峰ハルラ山(1950m)に登ってきました。

成板岳登山口7:20−山頂10:10-観音寺登山口12:40
(済州市街−登山口:タクシーで15000ウォン)

いちおう積雪期であるにも関わらず、頂上は人で溢れ返っていて驚きました。強風とガスで山頂からの眺めは楽しめませんでしたが、下りに利用した観音寺コースは変化に富んでいて良かったです。
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山頂の様子

今回は登りに成板岳コース、下りに観音寺コースを利用しましたが、山頂に立つことが目的なら、ひたすら傾斜のゆるい道が続く成板岳コースが、山歩きを楽しみたいなら、変化のある観音寺コースがお勧めです。(や)
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観音寺コースから見たハルラ山

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済州島の焼酎「ハルラ山」(飲みやすい)

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2007年12月28日

涸沢岳西尾根

2007年12月23〜24日
涸沢岳西尾根  M.渡辺、八木

23日 新穂高温泉駐車場9:00〜白出沢出合〜2400m16:30(泊)
24日 泊地6:00〜蒲田富士10:00引き返す〜泊地テント撤収〜白出沢出合〜駐車場16:00

 3年前の同時期に2日で入山して敗退したのに、休みの都合でまた懲りずに同じような日程で行ってきました。

下部は前日の雨のせいかズボズボはまる湿っぽい雪でしたが1700mくらいを越えると雪も軽く感じました、せいぜい膝ぐらいまでの深さで、なんとか日没までに幕営地点に到着。

翌日、夜に結構降ったみたいで自分たちの跡も全く消えており稜線に出るまでの樹林帯は膝から腰上ラッセル。蒲田富士の細長い稜線、時々、一面真っ白になり雪面と空間の境がわからなくなり不安になる、また滝谷側に出ていたセッピが南側に出来かけたあたりから北側斜面を進むが、雪がおそろしく深くなり泳ぐような感覚に、なんだか怖くなってここで撤退。

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未練がましくピークのほうを眺める渡辺さん

もちろん上まで行けなかったけど、たっぷりと雪と戯れることができただけでもよかった。3月に行った西尾地尾根みたいなとこに行きたいという渡辺さんの希望はかなったかな。

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2007年12月21日

風光明媚な岩場

播州 姫路は小赤壁。
凪いだ海はまさに瀬戸内。久々に来たが、冬でも風のない日はすこぶる暖かく、よい岩場。

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前日の納山祭の飲み疲れもなんのその。心地よい空気の中、まったりとフリークライミングを楽しみました。(や)

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2007年11月04日

小ネタ -CLIF BAR

仕事でNYに行った折にスーパーで見かけたので、つい買ってしまいました。

CLIF BAR($1.89/本)
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存在は知っていましたが、まだ食べたことはありませんでした。納山祭の時に試食会(?)でも開きたいと思います。(や)
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2007年05月06日

GW 穂高コブ尾根

5月4〜5日 北アルプス 奥穂 コブ尾根 M 渡辺、八木

4日 上高地6:00〜岳沢8:00/8:30〜コブ尾根〜稜線16:17/16:30〜天狗沢下降〜岳沢19:00
5日 岳沢7:40〜上高地9:00

岳沢からはコブ尾根がすぐわかり、先行パーティもたくさんいたようでルートの不安もなく天候も確実な4日にそのままアタックし、春山を満喫できました。
今の私たちにはこういった条件がそろってないとこのルートは登れないなと思いました。
なんで、奥穂から涸沢経由で降りる予定で登ったものの、トレースを追ってそそくさと岳沢へ降りてきました。

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稜線に抜けると見えた槍、こういう思いがけない瞬間がいいです

マイナーピーク越えたところで、コブの基部から先行パーティの一人が滑落するのを目撃。(ちなみに滑落者はヘリでピックアップされたよう)
目撃直後のコブの登りは体も強張りぎみで、そのせいか今までになく高度感に怖さを感じた山行でした。
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2007年02月26日

大山

2007年2月25日(日) 
大山 弥山尾根〜縦走  M 八木

駐車場6:45〜元谷〜弥山尾根〜稜線9:45〜剣ヶ峰10:30〜ユートピア小屋〜上宝珠越11:30〜13:00前下山

 雪は少ないものの、よく冷え込んで雪も締まって天気もよくベストコンディション。おかげで快適に攀じ登ってぐるっと回って来れました。弥山尾根は取り付きピッチで先行パーティを追い越したら一番乗り、縦走路も剣ヶ峰の手前で対向パーティとすれ違うまで一番乗りでなかなか楽しめました。西の方はガスっていて天狗ヶ峰からユートピア小屋への下山は視界悪かったです。

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上宝珠越から見た大山北壁

 今シーズン、パートナーがおらず思うように冬山に行けなかったので、久々の雪山の感触や緊張感が心地よかったです。大山、なによりきれいしやっぱりいい山です。
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2007年02月18日

アイスクライミング講習会 (崎、沖、八、安&垣)

2007/2/18
駒ヶ根高原スキー場(P)=ゲート〜A沢〜D沢〜C沢〜ゲート=スキー場(P)=ソースカツどん屋
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 会のアイスクライミング講習会。今年は超暖冬で、果たして氷はあるのやら?筑波からはるばる参加の垣さんは、既に出発しているとのことで、とりあえずこちらも姫路を出発。
 駒ヶ根ICを降りて、垣さんの待つ駒ヶ根高原スキー場の駐車場へ向かう。徐々に道は白くなり、タイヤチェーンを装着。面倒であるが、気温が低いという意味ではよい兆候。 駐車場で松垣さんと無事合流。早速張ったテントの中で、再会を祝して宴会開始。昔話に話が咲いた。
 翌朝、うーん、いまいち寒くねぇなぁ。新大田切の発電所手前まで車で移動し、支度をする。周りを見渡すが、雪は少なく、滝が凍っていそうな気がしない。 いつしか雪は雨に。とりあえず行ってみたA沢は、フツーに水が流れている...。  ほとんど諦めながらC沢に移動。堰堤を渡ると、おぉ氷があるではないか!今回はあまり氷の状態がよくないため、全員トップロープで登ることに。各自2〜3回ほど登り、取りあえず目的は達成。  道具の違いで随分、難易度が変わることがよく分かりました。

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