8/22 西宮18:30=前鬼口22:00
8/23 前鬼口5:30=茗荷谷出合(P)5:40/55-ゴルジュ入口7:10-大滝を高巻いて再びゴルジュ11:45/12:00-奥の大滝13:00-遡行終了13:45/55-十郎山稜線14:45/55-林道15:35-P 16:00
JR西宮駅
白川又林道のゲート手前で沢支度を整えて6時前に出発。水量は然程多くなく、渓相はやや暗い感じ。2段15mを右から巻けば、その先はゴーロで、さらに進めば狭いゴルジュが口を開けて待ち構えている。ゴルジュの奥には25m滝が光を浴びながら真っ直ぐに落ちており、そのコントラストがゴルジュの暗さを際立たせている。
細長い淵を泳いでCS滝を越えると、先ほど見えていた岩間を切り裂く25m滝。これは巻くしかなく、少し戻って左岸から巻き始める。滝身に近づいたルンゼ状でロープを出す。うまく谷底に下りられず、大高巻きとなる。ようやく岩角に伝いに降りられる箇所を見つけ、谷底に立つことが出来た。
久々の水辺で休憩した後、少し進むと右から滝が落ちる十字峡に出る。一瞬だけ正面の支流に入り左岸の滝を登るが、これが相当のシャワー。雨合羽を着込んだ崎さんが取り付くが、水流に目の前も見えない状況で、まさに手探りのクライミング。安は紐を垂らしてもらい、同じく頭から水を浴びながら登る。
しばし平流を歩くと、この谷最大の30m滝。左岸のルンゼから巻くが、巻きの途中で幅40cm超の巨大サルノコシカケを発見。その後は平流歩きとなり遡行打ち切り。
十郎山からの稜線を目指して植林地を進み、南北稜線上の踏み跡を辿ると林業用のモノレールにぶつかった。このモノレール沿いにひたすら下ること40分で林道に到着。お陰で北山温泉でゆっくりと汗を流すことができ、更には帰りの車中からくっきりとした虹と夕日に染まる雲を見ることができた。
4級の沢だとフォローでもなかなか大変だった。日帰りながら登りごたえのある沢だった。(安)
2009年08月23日
大峰 白川又川 茗荷谷 (崎、安)
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