2012年04月06日

2012年度総会 無事終了

4月1日、相生陸公民館で第16回総会が開催されました。

今年から新体制です。引き続き盛り上がって参りましょう。

(右側メニューの会山行、例会の計画を更新しました。)
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2011年09月07日

滝本北谷(会山行)

2011/8/6(土)〜7(日)
メンバー 安(L)、田、岩、大、尾
滝本集落7:20−林道終点7:45−部屋滝9:00−ケヤキ原滝11:00−取水堤(遡行終了)13:30−滝本集落16:00

五條の最終コンビニでビールと行動食を仕入れ、途中足湯の休憩を挟みR168をクネクネ走ること100キロ超、熊野川町には夜半過ぎに到着。熊野川温泉は幕営できそうな感じではなかったので、少し進んで空き地に車を止め、広い歩道の上にエスパースを設営した。明日が楽しい沢登りとなるよう祈念して乾杯!ウダウダひとしきり飲んで喋って就寝。

翌朝は目覚まし時計を待たずして起床。県道沿いの川の水の青いこと!ここからは隘路をウネウネと20キロほど走り、ひょっこり現れた集落が瀧本集落。朝食&遡行準備を済ませて出発。舗装された林道を暫く歩くと、右手に大きな釜と滝(筆藪滝12m)が見えて林道は終点となる。

川底に下り立つと、ほぼ川幅一杯に水が流れていて、今日はどうも水量が多そう。時計回りに釜の縁を辿ってから斜面をよじ登り、筆藪滝を巻く。しばし小ゴーロの中を進んだ後、谷が大きく右に曲がり、さらに暗いゴルジュを50mほど進むと部屋滝20m。猛烈な水量に絶望度と険悪度が増していて、よい見もの。50mほどバックして、支流の滝の右手を右上して部屋滝の落ち口へ。

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部屋滝 ド迫力!

ここからはナメ床の穏やかな渓相となり、ジャブジャブ(水量多くヒタヒタとならない)と歩く。広い釜を従えた涼しげな斜瀑(留湾殿滝7m)でウォータースライダー遊び。その後、ナメ、ゴーロ帯に続いて現れたのはケヤキ原滝30m。記録には「女性的で優美」なんて表現もあったが、ここも大水量。左岸の岩壁下を右手に回りこむと落ち口に出た。間髪入れずに屏風滝20m、亀壷ノ滝10mと続く。亀壷ノ滝の流麗な佇まいに一同しばし見とれる。深くえぐれた淵を横切り、滝に沿って左岸のブッシュの中を登ると。ここからは再び長大なナメの一帯に入る。谷が適度に曲がっていて、次の風景をみる楽しみがあってよい。

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うっとり 亀壷ノ滝       ナメ〜!!

ゴーロ、川原歩きの後、久々の顕著な滝、比丘尼滝20m。右岸を巻いて再びナメとなるが、ほどなく取水堤が現れて遡行終了。どうせ下りで干上がるので、ナメで転がり、淵で泳いで体を冷やしてから下山路についた。
下山は地形図とSawaNavi HPの詳細情報を頼りに、予定通りのコースを辿ることができた。伐採林の尾根からは瀧本集落が見え、山また山の中にぽつんと在る様がとても愛らしい。導水管の巡視路に出て、最後は午後の日差しに大いに焼かれながら、無事駐車地に到着。
評判に違わず見どころ満載の沢。看板、テープ、ロープなど巻き道に人工物が多いのがちょっと残念かなー。

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伐採林の尾根から見た瀧本集落

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2011年08月13日

小田原川

8月の会山行の足慣らしということで、7名で賑やかしく遡行してきました。今さら書くことはないのですが、手軽で誰もが沢の楽しさを味わえるこのような沢が地元にあるのは、ありがたいことだなあと思います。

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↑水流に突っ込むONさん

難点は煩いクモの巣と、今年に限っては峰山高原を占拠していたバイク愛好家のイベントですかね。お陰で風呂に入れず解散となりました。今回はちょっと水量が多くて、面白かったです。

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(左)黒岩滝の上から、(右)参考:2年前の豪雨直後の黒岩滝(入渓断念)

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2011年04月11日

第15回総会

2011年4月3日、相生市立陸公民館にて第15回はりま山岳会総会が開催されました。

総会では、前年度活動報告と、新年度の役員体制、活動案が賛成多数で可決承認され、はりま山岳会は今年も無事、1つ歳を重ねることができました。

当日は遠方にも関わらず、県連から門脇理事長と砂川常任理事が来られました。

相生の桜は、例年なら総会の頃に見ごろを迎えるのですが、今年はちょっと遅れているようでした。
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2011年02月20日

シェークスピア氷柱群

2011/1/29 (土) 山葵谷出合(P)6:45‐氷柱群8:30/17:00−山葵谷出合17:45

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例年は旬の短い大峰の氷だが、今年は当たり年らしく、ここ3週間ほど登れる状況が続いている。幸いなことにトレースもばっちりで、ラッセルすることなく氷瀑に到着。

山さんリードでリア王に取り付く。スクリュー7本、V+ 35m。出だしは右側を直上したため、中段で左へトラバース。変化が出て面白かったとのこと。見るからに登り応えのある長さで、上部は青空に向かって登っていくようだった。その後、安がTRで大いにバテながら登る。東面の谷で日がよくあたるので、表面は少し水っぽい感じ。
少し休憩をしてから、安リードでハムレット左手の斜度のマシなところに取り付き、中段でラインに合流し、終了点まで。山さんは直上ラインV-。
最後は少し移動してアウトサイダー。山さんリードで右手の弱点のラインを登る。見えない上部が意外と立っていたとのこと。安もTRでトライするが、リーシュに頼っても体を引き上げられない...。加えて、氷によく刺さったナジャが抜けず、余計に消耗。山さんがもう1本、TRで直上ラインを登って本日の打ち止め。大急ぎで撤収し下山。何とか暗くなる前に車に帰りついた。
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↑ リア王全景
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2011年01月31日

比良 蛇谷ヶ峰

2011/1/23 朽木いきものふれあいの里センター9:30−蛇谷ヶ峰11:45/12:10−朽木いきものふれあいの里センター13:00
石、安、八

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↑ 尾根をシール登行

11:45 頂上着。琵琶湖、高島、朽木の展望。

↓ 登ってきた尾根をあっという間に下る
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行動食は道の駅 くつき本陣の日曜朝市で入手するが吉。
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2010年08月17日

会山行 蓮川宮ノ谷

 沢登りの会山行。山行部長が設定したお題目「沢ハイク」に従い、歩き系で初級の沢 蓮川 宮の谷を行き先に選んだが、いやはや、予想に反して意外としんどい山行となりました…。

 「スメール温泉」の看板に従ってR166を離れ、蓮川ダムの奥に車を進めて宮の谷の林道を終点まで。先客はなし。歩き始めて程なく犬飛峡への分岐が現れ、早速に寄り道する。せっかくなので、上流側から犬飛峡を覗きに行ってみるが、斜瀑と淵に阻まれ諦める。
 そこからは平凡な川原歩きだが、淵の水は透明で青く、まさに癒し系。本流遡行の雰囲気を味わいながら進む。前方に中州に掛かる赤い鉄橋が見えれば、風折谷と高谷の二俣。荷物をデポして、風折滝を見に行く。
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 登山道が整備されているのかと思いきや、道は踏み跡程度。上流からの風を感じ、眼前に現れたのは、落差60 mの風折滝。滝の真下は霧雨のような状態で、見上げると落ち口から水がスローモーションのように飛び出していた。
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 二俣からは渓相が変わり、ゴーロ帯となる。ゴーロを抜けると、落差50 mの高滝。巻きは右手の斜面の踏み跡を辿り、トラロープに導かれて落ち口までトラバース。高滝から先は登山道を進み、17時過ぎに奥の二俣に到着。
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 ツェルトを張って、焚き木を集め、暗くなったころ、ご飯が炊きあがる。寿司飯にして、海苔に巻いて、何ちゃって手巻き寿司。お酒好きのOUさんは「火はえぇなー、心が落ち着くなぁ〜」と焚火酒に終始ご満悦。

 翌朝は出発して10分ほど進むと、手ごろな小滝の続く楽しいゾーンに突入。やがて水流は細くなり、最後の二俣を右に取ると、岩壁に行き詰った。池木屋山に突き上げるのは諦めて、少し戻って南南西方向の枝谷を詰めることにする。最後は草の斜面の登りで、一踏ん張りすると稜線に飛び出した。
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 稜線の上で沢装備を解いて、下山の準備をする。そこから直ぐの池木屋山は、尋常ではないハエの量で、写真だけ撮って退散。霧降山からゆるやかに東北東に伸びる尾根に入り、テープを辿っていると、道は1222ピーク(青空平)から地形図上の点線道を外れはじめる。ピークまで登り返し、ピークからの点線道を探すが、踏み跡もテープも見つからない。仕方ないので、地形図を頼りに点線道を忠実に辿って下り、ピンポイントで奥の二俣に出た。この時点で16時。ここからは明瞭な登山道。風折谷との出合からは道の整備状況も良くなり、鉄の橋と階段を幾つとなく越えると、何とか完全日没までに下山できた。(情報:この沢、ヒルたくさんいます。あと、霧降山からの尾根で下まで下れたみたいですね。http://anshade.zone.ne.jp/sawanavi/2006/miyanotani/miyanotani.htm

2010/7/31 相生4:00=西宮6:00=林道宮ノ谷線終点9:00/30−二俣11:50−風折滝12:45/13:00 −二俣14:00−高滝15:00−猫滝16:10−奥の二俣17:00(泊)
2010/8/1 奥の二俣6:20−稜線10:30/45−池木屋山11:05−霧降山12:45−奥の二俣16:00/10 −二俣18:10−林道宮ノ谷線終点19:10=ニュー福寿温泉=西宮=相生
メンバー 安(L)、岩、大、尾
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2010年03月02日

藤無山 滑降(笑)

2/21に藤無山に行ってきました。

大屋スキー場のゲレンデトップから林道を辿り、「登山口」のある鞍部から樹林帯へ。雪の量が少なく、シールも利かない。NTさんは早々に板を置いていくことに。稜線に上がっても雪は少なく、頂上まで続く尾根を目で追っても滑れそうな斜面があるようには見えない。OKさん、YKも板を置いていくことにした。リーダーのISさんだけが、担いだ板を木の枝に引っ掛けながら孤軍奮闘。

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頂上付近は樹氷・霧氷が美しい。背後には氷ノ山のなだらかな山容。せっかくなのでISさんは頂上からの滑降を試みるが、その距離約5m。あまりに短すぎて、ジャンプターンするしかない。

その後もISさんは下山の数箇所をスキーで下っていた。残る3人も途中で板を回収して、登山口まで下る。登山口付近に斜面をみつけて無理やり「オフピステ」を味わうが、それも約10m弱。あとは、林道を戻り、シャリシャリのゲレンデを下って駐車場に戻った。

滑りは楽しめませんでしたが、山そのものは気楽で楽しかったです。OKさん、登りで失くしたサングラスが見つかってよかったですね。

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2009年08月23日

大峰 白川又川 茗荷谷 (崎、安)

8/22 西宮18:30=前鬼口22:00
8/23 前鬼口5:30=茗荷谷出合(P)5:40/55-ゴルジュ入口7:10-大滝を高巻いて再びゴルジュ11:45/12:00-奥の大滝13:00-遡行終了13:45/55-十郎山稜線14:45/55-林道15:35-P 16:00
 JR西宮駅

白川又林道のゲート手前で沢支度を整えて6時前に出発。水量は然程多くなく、渓相はやや暗い感じ。2段15mを右から巻けば、その先はゴーロで、さらに進めば狭いゴルジュが口を開けて待ち構えている。ゴルジュの奥には25m滝が光を浴びながら真っ直ぐに落ちており、そのコントラストがゴルジュの暗さを際立たせている。
 細長い淵を泳いでCS滝を越えると、先ほど見えていた岩間を切り裂く25m滝。これは巻くしかなく、少し戻って左岸から巻き始める。滝身に近づいたルンゼ状でロープを出す。うまく谷底に下りられず、大高巻きとなる。ようやく岩角に伝いに降りられる箇所を見つけ、谷底に立つことが出来た。P8230073_2.jpg
 久々の水辺で休憩した後、少し進むと右から滝が落ちる十字峡に出る。一瞬だけ正面の支流に入り左岸の滝を登るが、これが相当のシャワー。雨合羽を着込んだ崎さんが取り付くが、水流に目の前も見えない状況で、まさに手探りのクライミング。安は紐を垂らしてもらい、同じく頭から水を浴びながら登る。
 しばし平流を歩くと、この谷最大の30m滝。左岸のルンゼから巻くが、巻きの途中で幅40cm超の巨大サルノコシカケを発見。その後は平流歩きとなり遡行打ち切り。
 十郎山からの稜線を目指して植林地を進み、南北稜線上の踏み跡を辿ると林業用のモノレールにぶつかった。このモノレール沿いにひたすら下ること40分で林道に到着。お陰で北山温泉でゆっくりと汗を流すことができ、更には帰りの車中からくっきりとした虹と夕日に染まる雲を見ることができた。
 4級の沢だとフォローでもなかなか大変だった。日帰りながら登りごたえのある沢だった。(安)

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2009年08月16日

若狭 耳川うつろ谷

山域・山名 若狭 耳川 うつろ谷
山行種別 沢登り、個人山行
地形図 (2.5万図) 三方
メンバー 安(L)、石、田、岩、西、大
山行期間 2009/8/9(日)  
8/9 加古川5:10=神戸6:00=入渓点9:30/10:00〜稜線(赤坂山)14:15/30〜入渓点15:30=みかた温泉きらら(\600)=神戸20:00=加古川

完全に不完全燃焼に終わった会山行の小田原川のリベンジとして、若狭は耳川うつろ谷へ。

梅雨明けしているにも関わらず朝から小雨で、舞鶴道ではかなりの大雨となっていた。小浜西ICからR27、県道213号を走り、松屋集落の分岐では土砂災害警戒中の警備員に声を掛けられるが、その先の折戸谷沿いの林道(地道)も何ら問題はなく、ほぼ計画通りに入渓点に到着。この一帯の天気は小雨で、沢も殆ど増水しておらず、迷うことなく出発。

堰堤を2つ越えて入渓。水も冷たくなく透明度も良好で、天気以外は申し分なし。最初の滝は左のルンゼを詰め登って滝の落口に下りる。次の10 m滝で滝行を敢行。二段12 mでは1段目を上がったところで記念撮影。続く12 mは右側を登り、後続にはロープを出す。最後に登ってきた石さんはフリーで水流の中から姿を現しびっくり。
滝行 2段滝

その後は連瀑帯に入り、手頃な小滝が次々と現れ、所々お助け紐を出しながらシャワーを交えて快調に進む。更に斜瀑8 m、12 m滝と進むが、どうも谷の向きが合わない。左岸の枝谷に入り、最後は灌木の中を南に進路を取ると、赤坂山のすぐ南の稜線に出た。やはり詰めたのは少し手前の谷だったようだ。

3.JPG 4.JPG

赤坂山では一瞬のガスの切れ間から琵琶湖や伊吹が見えて、なんとか山頂気分を味うことができた。あとは、かつての官道 粟柄越を下り、植林帯に入ってセミの声が聞こえ始めると程なく林道に到着。みかた温泉きららでの風呂上りにうな重、焼鯖鮨を頂き、あとは一路 神戸、加古川、相生へ。

posted by はりま山岳会 at 10:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 沢登り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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